ジャロッド・ボーウェンは1996年12月20日、イングランド・ヘレフォードシャー州レオミンスターで生まれた。ヘレフォードのユースを経てハル・シティのアカデミーへ加入。2017年にトップデビューし、EFLチャンピオンシップで最も危険なサイドアタッカーの一人として台頭。2018-19シーズンに22ゴールを記録し、2020年1月にウェストハム・ユナイテッドが約2200万ポンドで獲得した。
デイヴィッド・モイーズ監督の下でのウェストハムでの成長は、イングランド・プレミアリーグにおけるより注目すべき変貌劇の一つだった。ワイドオプションとして買われた選手から、フロントラインのアタッカーかつイングランド代表の有力候補へと進化し、執拗な運動量と磨かれたフィニッシュ、複数の攻撃ポジションで機能する能力を兼ね備えた。58年ぶりの欧州タイトルとなった2022-23 UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ制覇の中心人物でもあった。
ウェストハムでは複数シーズンにわたって最も安定したパフォーマー、モイーズ退任後の監督交代を経た2024-25シーズンでも継続的にゴールとアシストを積み上げた。ボールを持たない時の献身的な守備とそれでいながら生み出す攻撃的アウトプットの両立は、リーグで最も尊敬されるワイドフォワードの一人として定評がある。
イングランド代表には2022年3月、ガレス・サウスゲート監督下でデビュー。一貫したプレミアリーグでの活躍を評価されての招集だった。ユーロ2024スカッドメンバーとして出場機会を得た。トーマス・トゥヘル監督の下での2026年W杯予選キャンペーンでも継続的に招集されている。
身長176センチで、主に右サイドに配置される右利きのワイドフォワード。加速力、ボールを持たない時の動き、プレス強度を主要武器とする。チャンピオンシップのウインガーからイングランド代表へという成長軌跡は、ジェイミー・ヴァーディーの歩みと頻繁に比較される — トップリーグ参入は遅かったが、その後のチャンスを最大限に活かし続けた選手である。
