アイサ・マンディは1991年10月22日、フランスのシャロン=アン=シャンパーニュでアルジェリア系の両親のもとに生まれた。ユース時代にスタッド・ランスへ加入し、同クラブが現代的な再建を進める時期にアカデミーから成長。最初はサイドバック、後には位置取りに優れたセンターバックとして評価を高めた。
ランスでリーグ・アンの主力となった後、2016年にレアル・ベティスへ移籍。セビージャではラ・リーガの伝統的強豪以外で最も信頼できるDFの一人となり、4バックでも3バックでも機能し、ビルドアップでも重用された。2021年にはビジャレアルへ移り、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの経験を加えた。
2024年にはリールへ加入してフランスへ戻った。LOSCでは経験豊富なセンターバックとして、読み、空中戦、最終ラインの整理を担っている。2026年時点のクラブでの価値は派手さより構造面にあり、監督に信頼性と落ち着きを与えるベテランである。
アルジェリア代表には2014年にデビューし、同国史上屈指のキャップ数を誇る選手となった。2014年W杯に出場し、2019年アフリカネイションズカップ優勝メンバーにも名を連ね、その後の難しいAFCONサイクルでも代表に残った。2014年の躍進、2019年の大陸制覇、2026年W杯復帰をつなぐ存在である。
身長約184センチの右利きDFで、センターバックと右サイドバックをこなせる。圧倒的なスピードではなく、タイミング、予測、丁寧な配球で勝負するタイプだ。スタイルはより穏やかなラウール・アルビオル、あるいは右サイド寄りのナチョに近く、判断、汎用性、ミスの少なさで評価される。


