久保建英は2001年6月4日、神奈川県川崎市生まれ。10歳でFCバルセロナのアカデミー「ラ・マシア」に入団した、世界的スター候補として知られた俊英だ。しかし2015年、バルセロナに対する未成年者移籍に関する処分(FIFA決定)により日本帰国を余儀なくされ、FC東京に加入。15歳の若さでJ1リーグデビューを果たし、その低い重心と左足のボールコントロールから当時から「リトル・メッシ」と呼ばれた。
2019年夏、レアル・マドリードがフリーで獲得。だがクラブはトップチームに無理に上げず、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェへと、ラ・リーガのクラブを渡り歩かせて成長を促した。転機は2022年。レアル・ソシエダへの完全移籍が決まると、サン・セバスティアンの街で本格的に主力として開花する。ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、UEFAチャンピオンズリーグの全大会でゴールを重ね、シーズンMVPに選ばれた年も複数ある。
ポジションは右ウイングで、利き足の左足でカットインからのシュート、または縦パスを通すスタイルが持ち味。ライン間で半身で受ける動きの巧みさは「世界基準」と評され、所属するすべての日本代表チームで重要な役割を担ってきた。
代表デビューは2019年、17歳での起用は当時の日本代表最年少出場記録。2022年FIFAワールドカップではグループステージから先発し、三笘とともに「日本の新世代」を象徴する存在となった。
