ダレン・フレッチャーは1984年2月1日、スコットランドのミッドロージアン州ダルキース生まれ。11歳でマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーに加入し、2001年2月にプロ契約を締結した。当初はケガに苦しんだものの、センターハーフとして着実に成長を遂げ、2003-04シーズンにはFAカップ決勝(対ミルウォール)にスターティングメンバーとして出場するなど、チームに欠かせない存在となった。
ボックス・トゥ・ボックスのミッドフィールダーとして、豊富な運動量と守備時のポジショニングを持ち味とする選手だった。特に印象的だったのは2005年11月のチェルシー戦でのゴールで、これによりチェルシーのプレミアリーグ40試合無敗記録に終止符が打たれた。ユナイテッドではプレミアリーグ5回、UEFAチャンピオンズリーグ、FIFAクラブワールドカップなど数多くのタイトルを獲得している。
2011年12月に潰瘍性大腸炎を患っていることが公表され、長期離脱を強いられた。2015年2月にユナイテッドを離れウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンに移籍、同クラブでキャプテンを務めた。その後ストーク・シティに加入し、2019年に退団後は事実上の現役引退となった。
スコットランド代表ではレギュラーとして活躍し、2009年8月から正式にキャプテンに就任。初ゴールはリトアニア戦で記録し、UEFA EURO2004予選プレーオフ進出に貢献した。
引退後は指導者に転身し、マンチェスター・ユナイテッドのコーチングスタッフに加わった。2025年6月にU18監督に就任し、2026年1月にはトップチームの暫定監督としてチームを指揮することとなった。


