浦和レッドダイヤモンズ(通称・浦和レッズ)は1950年、三菱重工業サッカー部として創設された企業チームが起源である。1992年、Jリーグ発足を目前にプロ化する形で「浦和レッドダイヤモンズ」へ改称し、翌1993年のJリーグ開幕とともにプロサッカークラブとして再出発した。本拠地は埼玉県さいたま市で、2001年完成の埼玉スタジアム2002をホームスタジアムとしている。
三菱重工時代には日本サッカーリーグ優勝(1969年)と複数の天皇杯制覇を経験。Jリーグ発足後は1999年にJ2降格を経験するなど苦難の時期もあったが、その後日本屈指の強豪クラブへと成長を遂げた。Jリーグ時代の主要タイトル獲得の幕開けは2005年の天皇杯制覇、続く2006年にはホルガー・オジェック監督のもとクラブ史上唯一のJ1リーグ優勝を達成した。キャプテンの田中マルクス闘莉王、ストライカーのワシントン、司令塔ロブソン・ポンテらが躍動した黄金期である。
浦和の最大の名声はアジアでの戦いにある。2007年・2017年・2022年とAFCチャンピオンズリーグを3度制覇——これは現代アジアサッカー最多タイ(サウジアラビアのアル・ヒラルと並ぶ)の記録である。2017年の制覇は決勝で同じくアル・ヒラルを下したもので、特に印象深い試合となった。埼玉スタジアムのサポーターは世界的にも有名で、見事なコレオグラフィー、熱狂的なウルトラス文化、「We Are Diamonds」のチャントで知られる。天皇杯8回(最新は2021年)、Jリーグカップ2回、富士フイルム スーパーカップ4回も獲得。浦和レッズは国内最多の動員数を誇る、日本最大のサポーターベースを持つフットボールクラブである。

