メイソン・マウントは1999年1月10日、イングランドのポーツマス生まれ。6歳でチェルシーのアカデミーに加入し、着実にステップを踏んで成長した選手だ。トップチームに昇格する前に、オランダのフィテッセとイングランド・チャンピオンシップのダービー・カウンティへのローン移籍を経験。フィテッセでは公式戦39試合14得点を記録してクラブMVPを獲得し、ダービーではランパード監督のもとで信頼を勝ち取り42試合11得点5アシストを残した。
チェルシーでは2019-20シーズンからレギュラーに定着。キャリアの象徴的な場面として挙げられるのが、2020-21シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝だ。マンチェスター・シティとの一戦でカイ・ハフェルツの決勝ゴールをアシストし、チームの優勝に直接貢献した。同シーズンにチェルシーの年間最優秀選手を受賞すると、翌2021-22シーズンも連続受賞を果たし、エデン・アザール以来となる2年連続受賞の記録を打ち立てた。また2021年にはUEFAスーパーカップとFIFAクラブワールドカップも制している。
プレースタイルはボックス・トゥ・ボックスのミッドフィールダーで、守備と攻撃の両面にわたる運動量と、ゴールとアシストの両面での安定した貢献が持ち味だ。2021-22シーズンのプレミアリーグでは、リーグ戦で二桁ゴール・二桁アシストを同時に記録したチェルシー史上5人目の選手となった。
イングランド代表には2019年にデビューし、通算36キャップを記録。UEFA EURO 2020と2022年FIFAワールドカップにも出場している。2023年7月、移籍金5500万ポンドでマンチェスター・ユナイテッドに加入し、背番号7を背負っている。


