ピエロ・インカピエは2002年1月9日にエクアドルで生まれ、エメレック、バルセロナ、インデペンディエンテ・デル・バジェなどグアヤキルのクラブでサッカーを学んだ。2019年にインデペンディエンテのトップチームに昇格し、2020年8月にはアルゼンチンのタジェレスに移籍。翌2021年8月にはドイツのブンデスリーガ、バイエル・レバークーゼンへの加入を果たした。
レバークーゼンでは左サイドのディフェンダーとして頭角を現し、2022年にはIFFHSのU20世界年間ベストイレブンに選出された。2023–24シーズンにはチームの一員として、クラブ史上初となるブンデスリーガタイトルを無敗のまま獲得するという歴史的な快挙に貢献。同シーズンはDFBポカールも制覇し、2024–25シーズンにはキッカー誌のブンデスリーガ年間ベストイレブンにも名を連ねた。
ボール扱いに優れた左利きのセンターバック兼左サイドバックで、ビルドアップへの貢献も持ち味のひとつだ。2025年9月1日にプレミアリーグのアーセナルへ、オプション付きの1シーズンローンで加入した。2026年2月にはウルバーハンプトン戦で移籍後初ゴールを記録し、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦では親クラブであるレバークーゼンとの対戦両レグに先発。アーセナルのベスト8進出に貢献した。
エクアドル代表としては2021年6月13日のコパ・アメリカ、コロンビア戦でシニアデビュー。2022年FIFA ワールドカップではグループステージ全3試合に出場し、2024年コパ・アメリカでは大会ベストイレブンにも選ばれた。


