アルビレックス新潟は1955年、新潟明訓高校OBを中心に「新潟イレブンサッカークラブ」として創部された。日本海に面した新潟市を拠点とするこのクラブは、長らくアマチュアリーグで活動を続けたのち、日本サッカーのプロ化という大きな潮流のなかで変革の時期を迎える。1995年にはくちょう座の二重星アルビレオにちなんだ「アルビレオ新潟FC」に改称し、1997年には商標問題を機に県民投票を経て、アルビレオとラテン語で「王」を意味するレックスを組み合わせた「アルビレックス新潟」へと名を改めた。
1999年のJ2加盟後は昇格争いを繰り広げ、2003年にJ2優勝を果たして初のJ1昇格を実現。その2003年シーズンには累計入場者数約66万人というJリーグ史上最多記録を樹立し、クラブの熱狂的なサポーター文化が全国的に注目を集めた。この集客力が評価され、2003年・2004年と2年連続でJリーグアウォーズ・join賞を受賞している。J1では14年間にわたってトップリーグの舞台に立ち続けたが、2017年に降格。その後は再建期を経て2022年にJ2を制し、6年ぶりのJ1復帰を果たした。
ライバル関係では、富山県のカターレ富山との「北信越ダービー」が地域の誇りを懸けた一戦として知られる。チームカラーのオレンジは新潟の夕日、ブルーは日本海を表しており、クラブのアイデンティティは常に新潟という土地と深く結びついている。

