バルバドスはカリブ海に位置する島国で、CONCACAFの傘下にあるカリブ海サッカー連合(CFU)に加盟する国家代表チームとして国際舞台に立っている。国内サッカーはバルバドス・フットボール・アソシエーションが統括しており、1947年に創設されたプレミアリーグ(スポンサーシップの関係からDigicelプレミアリーグとも呼ばれる)が国内最高峰のリーグ戦として機能している。10クラブが参加するこのリーグでは、首都ブリッジタウンにあるバルバドス・ナショナル・スタジアム(収容人数5,000人)を本拠地とするクラブが多い。
代表チームはFIFAワールドカップ予選やCONCACAFゴールドカップ、CONCACAFネーションズリーグといった大陸・地域大会を通じて国際経験を積んでいる。カリブ海の小島国として、選手層の規模や資金面といった構造的な課題に向き合いながら、地域内での競争力向上を目指している点は他のカリブ諸国と共通している。
国内クラブシーンでは、バルバドス・ディフェンス・フォースや、かつてニュー・サウス・ウェールズ、パン・アム・ウェールズなどの名称で知られていたウェイマス・ウェールズといったクラブが、長年にわたってバルバドスサッカーの競技基盤を支えてきた。CONCACAFに加盟するバルバドスのクラブであるが、CFUクラブ選手権やCONCACAFチャンピオンズカップへの出場は2000年を最後に途絶えている。
バルバドスサッカーのアイデンティティはカリブ海固有のコミュニティ文化に根ざしており、地元クラブ同士のダービーマッチやプレミアリーグの優勝争いが、島内のファンにとって最大の関心事となっている。
