カンボジア代表は、アジアサッカー連盟(AFC)に加盟するカンボジアの国民代表チームである。カンボジアにおけるサッカーは長らくアマチュアおよびセミプロを中心に発展してきたが、2005年にカンボジア・プレミアリーグがプロ化されたことで、国内競技環境は大きく整備された。プロリーグ発足当初からメトフォン(ベトテルのカンボジア法人)がタイトルスポンサーを務め、大会の安定した運営を支えてきた。
国内リーグではプノンペン・クラウン、ヴィサカ、プレア・カン・リーチ・スバイリエンなどのクラブが強豪として台頭し、代表チームに継続的に選手を供給している。2013年5月にはJリーグとカンボジアサッカー連盟(FFC)がパートナーシップ協定を締結し、技術支援や人的交流が活発化した。この連携はカンボジアサッカーの底上げに寄与しており、日本のノウハウを取り入れた指導体制の整備が進んでいる。
2021年にはリーグ運営主体として株式会社形態のカンボジア・フットボールリーグ・カンパニー(CFLC)が設立され、初代CEOに日本人の斎藤聡が就任するなど、プロ経営の観点からのガバナンス改革が進んでいる。代表チームの主な活動舞台はAFCアジアカップ予選およびASEANサッカー連盟(AFF)選手権であり、東南アジア諸国との対戦はカンボジアのファンにとって特別な意味を持つ。地域内でのライバル関係がチームアイデンティティの核を成している。
