ドミニカ国サッカー代表は、カリブ海に位置する島国ドミニカ国を代表するナショナルチームであり、1970年に設立されたドミニカ国サッカー協会(Dominica Football Association)によって運営されている。FIFAには1994年から加盟しており、同年にCONCACAFの正会員となった。地域的にはカリブ海サッカー連合(CFU)に所属している。
代表チームの国際試合デビューは1932年で、マルティニークと対戦し1–0で勝利を収めた。その後は長らく地域の小規模な大会に参加し続け、1971年にはウィンドワード諸島トーナメントで優勝を果たした。これはセントビンセントおよびグレナダへの勝利とセントルシアとの引き分けによるもので、チーム史上最も輝かしい競技成績のひとつとして記録されている。
1980年代以降はCFU選手権やカリブ海カップの予選に定期的に参加するようになったが、上位進出はほとんどできなかった。1994年と1998年のカリブ海カップではグループステージに進出したものの、いずれも初戦敗退に終わった。ワールドカップ予選には1998年大会から初参加し、アンティグア・バーブーダを下したものの、バルバドスに敗れて姿を消した。2006年予選ではメキシコに2試合合計18–0という大差で敗れるなど、厳しい結果が続いた。
転機となったのは2010年10月15日で、ブリティッシュ・バージン諸島を10–0で下し、チーム史上最大の勝利を記録した。ストライカーのカールソン・ベンジャミンが1試合5得点を挙げた。近年はCONCACAFネーションズリーグのリーグBおよびリーグCに参加し、定期的な国際試合の場を確保している。
