エクアドルは南アメリカ大陸北西部、赤道直下に位置する共和制国家であり、国名そのものがスペイン語で「赤道」を意味する。北にコロンビア、東と南にペルーと国境を接し、西は太平洋に面するこの国のサッカーは、エクアドル・サッカー連盟(Federación Ecuatoriana de Fútbol)によって統括されており、国内クラブは全国18の州サッカー協会に所属している。
クラブ競技面では、2000年代にエクアドルのサッカーが南米大陸で存在感を示すようになった。2008年にはリガ・デポルティバ・ウニベルシタリア・デ・キトがコパ・リベルタドーレスを制覇し、エクアドル勢として初の同タイトル獲得を達成。さらに同年のFIFAクラブワールドカップでは準優勝を果たした。コパ・スダメリカーナでは2009年、2019年、2022年の3度優勝し、レコパ・スダメリカーナも2009年、2010年、2023年に計3回制するなど、エクアドルのクラブは南米の主要タイトルを着実に積み上げてきた。
国内リーグはプリメーラ・カテゴリアのセリエAおよびセリエBと、3部に相当するセグンダ・カテゴリアで構成されている。首都キトと最大都市グアヤキルを本拠とするクラブ間の対抗意識はエクアドルサッカーにおける最大のライバル関係を形成しており、この両都市の競争がリーグ全体の熱量を高める原動力となっている。近年は代表チームも国際舞台での活躍を続け、エクアドルサッカー全体の注目度は高まっている。

