KRCゲンクは、ベルギー・リンブルフ州の炭鉱都市ゲンクに本拠地を置くクラブで、1988年に2つの地元クラブの合併によって誕生した。前身の一つであるKFCウィンタースラグは1923年創設、もう一方のKワーテルスヘイSVトール・ゲンクは1919年創設で、合併後のクラブはウィンタースラグのマトリキュール番号を引き継いだ。
1990年代後半、エメ・アンテュニス監督のもとでクラブは急成長を遂げる。1997-98シーズンにベルギーカップを制し、翌1998-99シーズンには初のリーグ優勝を達成。さらに2001-02シーズンにも2度目の優勝を果たし、その翌年の2002-03 UEFAチャンピオンズリーグではグループステージでレアル・マドリードやASローマと引き分けるなど、欧州の舞台でも存在感を示した。その後も2010-11シーズンと2018-19シーズンに計4度のリーグ優勝を記録し、ベルギーカップも5度獲得している。
ゲンクの名を語るうえで欠かせないのがアカデミーの充実ぶりだ。ケヴィン・デ・ブライネ、ティボ・クルトゥワ、ディヴォック・オリギ、レアンドロ・トロサール、ティモシー・カスターニュといった世界トップクラスの選手を輩出しており、ベルギー国内随一の育成クラブとしての評価は揺るぎない。ホームスタジアムはセゲカ・アレナ(収容人数約24,500人)で、クラブカラーの青と白は1996-97シーズン以降、ベルギー1部リーグに継続して定着している。

