インド代表は南アジア最大の国を代表するナショナルチームであり、全インドサッカー連盟(AIFF)の管轄のもとで活動している。インドにおけるサッカーの歴史は19世紀後半のイギリス植民地時代にまでさかのぼり、特に西ベンガル州のコルカタを中心に普及した。アジア最古の部類に入るカルカッタ・フットボール・リーグはこの地で誕生し、インドサッカーの基盤を形成してきた。
代表チームとしての最も輝かしい時代は1950〜60年代であり、1948年のロンドン・オリンピックへの出場やアジアレベルでの存在感がその象徴とされる。現在、インド国内では5万を超えるサッカークラブとアカデミーが活動しており、1部リーグのインディアン・スーパーリーグ(ISL)と2部のIリーグを頂点とするピラミッド構造が整備されている。西ベンガル州のカルカッタ・フットボール・リーグ、ゴアのゴア・プロフェッショナル・リーグ、ミゾラム州のミゾラム・プレミアリーグなど、各州に独自のリーグが存在し、地域ごとのサッカー文化が根付いている。
インドサッカーのアイデンティティは、単一のライバル関係よりも地域ごとの情熱によって特徴づけられており、北東部諸州、ゴア、ケーララ州が伝統的な強豪地域として知られる。現在はISLへの持続的な投資と育成プログラムの拡充により、国全体のサッカーレベル向上が図られている。

