イラク代表は中東を代表するサッカー強国のひとつであり、イラクサッカー協会のもとアジアサッカー連盟(AFC)の各種大会に長年にわたって参加してきた。国内リーグであるイラク・スターズリーグを頂点とする国内サッカー体制を基盤に、クラブレベルでも大陸間競争での存在感を高めてきた。
AFCクラブ大会においては、2002年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)現行フォーマット導入以来、イラクのクラブが参加を続けてきた。しかし当初はグループステージ突破が壁となり、上位進出を果たすことはできなかった。2009年のAFC基準見直しにより、イラクのクラブはACL下部に位置するAFCカップへの参加が主体となったが、ここでアル・クワ・アル・ジャウィヤが傑出した成績を残した。同クラブは2016年・2017年・2018年とAFCカップを3連覇し、イラク国内サッカーの水準の高さをアジア全体に示した。2019年にはイラクのクラブが再びACLグループステージに復帰し、国内リーグのレベルアップが大陸レベルでも評価されるようになった。
イラク代表は国内の競争力ある選手層を基盤に、AFCアジアカップやFIFAワールドカップ・アジア予選といった主要大会にも継続的に参加している。現在もアジアにおける競争力ある国として、クラブ・代表の両面でサッカーの発展が続いている。

