ケニア代表チームは「ハランビースターズ」の愛称で親しまれ、フットボール・ケニア連盟(FKF)のもとで国際サッカーの舞台に立つ。ケニアにおけるサッカーの組織的な歴史は、イギリス植民地時代の1946年に旧・ケニアサッカー連盟(KFF)が設立されたことに始まり、1960年にFIFAへの加盟を果たした。国内最高峰のリーグは1963年に発足し(現在のケニア・プレミアリーグ)、以来ゴル・マヒア、AFCレパーズ、タスカーFCなどの強豪クラブがケニアのサッカー文化を支えてきた。
連盟の歴史は制度的な混乱とも切り離せない。KFFは政府による介入問題を理由に2006年10月にFIFAから資格停止処分を受けた。その後、2008年にフットボール・ケニア・リミテッド(FKL)がFIFAに国内統括団体として承認され、2011年には現在のFKFに改組。2012年にFIFA、CAF、CECAFAから正式に承認された。しかし2021年に再び政府の介入問題が浮上し、FIFAは2022年2月に再度の資格停止を決定したが、政府が独立性の回復に向けた措置を取ったことを受け、同年11月に停止処分は解除された。
競技面では、2017年にケニア国内で開催されたCECAFAシニアチャレンジカップで優勝し、2019年のアフリカネイションズカップ(AFCON)に8大会ぶりに出場を果たした。女子代表「ハランビースターレット」は2016年のAFCONに初出場し、2019年にはCECAFA女子選手権で優勝するなど着実に力をつけている。国内では伝統的なゴル・マヒア対AFCレパーズの一戦がアフリカ屈指の名勝負として知られている。
