キルギス代表は、キルギス共和国を代表するナショナルフットボールチームであり、首都ビシュケクに本部を置くキルギスサッカー連盟によって運営されている。キルギスは1991年にソビエト連邦から独立し、その後、中央アジア5か国(キルギス、ウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタン、トルクメニスタン)が一斉に欧州サッカー連盟(UEFA)圏を離れ、1994年にアジアサッカー連盟(AFC)へ加盟した。これによりキルギスは国際サッカーの舞台でアジアの一員として歩みを始めた。
独立から日が浅いサッカー国として、キルギスは当初、AFC予選の早期ラウンドでの戦いを重ねながら国内インフラの整備に注力した。国内リーグではFCドルドイ・ビシュケクやFCアルガ・ビシュケクといったクラブが牽引役を担い、リーグ全体の競技水準の向上に貢献してきた。
キルギス代表の歴史における最大の転機は、2019年のAFCアジアカップ本大会への初出場である。中央アジアの小国が大陸最高峰の舞台に立つという快挙は、キルギスサッカーの着実な成長を内外に示す象徴的な出来事となった。
キルギスは中央アジアサッカー協会(CAFA)のメンバーとして周辺国との地域対抗戦にも参加しており、近隣の中央アジア諸国との対戦が代表チームにとっての重要な強化の場となっている。U-17やU-21の育成年代チームも国内大会に参加しており、将来の代表選手を育てる土台が着実に築かれている。
