ラトビア代表サッカーチームは、ラトビアサッカー連盟(LFF)が統括し、UEFAに加盟している。国内サッカーの歴史は、1991年にソ連から独立を回復した翌年の1992年、プロリーグ「ヴィルスリーガ」が創設されたことに始まる。リーグ発足当初から圧倒的な存在感を示したのが首都リーガのスコントFCであり、創設年から13シーズン連続優勝という偉業を達成した。しかし同クラブは財政難に陥り、2016年に解散。この出来事はラトビアサッカー史における象徴的な出来事として記憶されている。
代表チームの歴史における最大の輝きは、2004年のUEFA欧州選手権(ポルトガル開催)への出場である。これはラトビア代表にとって、現在に至るまで唯一の主要国際大会への出場となっており、国民にとって誇りとなる歴史的快挙として語り継がれている。当時の代表を支えた選手としては、QPRやレディングなどイングランドのクラブでも活躍したカスパルス・ゴルクシュスらが挙げられる。一方、FIFAワールドカップへはこれまで一度も出場を果たしていない。
国内リーグは現在もヴィルスリーガを頂点とする4部構造で運営されており、リガFCやFKリガFSなどのクラブがトップリーグをけん引している。UEFAネーションズリーグでは下位リーグに属しており、2022-23シーズンはリーグDでの戦いとなった。
ラトビアサッカーのアイデンティティは、小国ながらヨーロッパの舞台で存在感を示そうとする姿勢にあり、2004年欧州選手権出場はその象徴として今もファンの記憶に刻まれている。
