マラウイ代表は、「フレームス」の愛称で知られる同国のナショナルフットボールチームであり、マラウイがアフリカ大陸における最も人気のあるスポーツを体現する存在である。現在の組織の前身は、1938年に植民地時代の名称「ニャサランド・フットボール・アソシエーション」として設立されており、この地域における長いサッカーの歴史を物語っている。独立後はマラウイ・フットボール・アソシエーション(FAM)として活動を続け、国内最高峰リーグであるスーパーリーグ・オブ・マラウイの運営も担っている。
アフリカ・ネイションズカップ(AFCON)への出場機会を重ねながらも、長らくグループステージ突破には至らなかったフレームスだが、2021年大会(カメルーン開催)でついに歴史的な飛躍を遂げた。初めてノックアウトラウンドに進出し、アフリカの強豪と互角に渡り合える力があることを証明したこの快挙は、マラウイのサッカー史における最大の節目として記憶されている。
マラウイ国内ではフットボールへの関心が非常に高く、イングランド・プレミアリーグへのファン層も広い。2015年の調査では、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーが国内ファンの支持を集めていることが明らかになっており、世界のサッカーと深くつながった文化が根付いていることがわかる。
フレームスは現在もアフリカ大陸での存在感を高めるべく挑戦を続けており、2021年の躍進はその大きな一歩となっている。
