モルディブ代表は、インド洋に浮かぶ1,192の島々からなる島国・モルディブ共和国を代表するサッカーチームである。チームはモルディブサッカー協会(FAM)によって運営され、首都マレにあるガロル国立競技場をホームスタジアムとしている。
サッカーはモルディブ国内で最も人気の高いスポーツとして知られており、クリケットや他の競技を大きく引き離している。国内リーグの頂点に立つのは、2014年に創設されたプロサッカーリーグ「ディヴェヒ・プレミアリーグ」であり、マジーヤ・スポーツ&レクリエーション・クラブ、ニュー・ラジアントSC、クラブ・イーグルスなどの強豪クラブが代表選手を輩出する主要な育成基盤となっている。
AFC(アジアサッカー連盟)加盟国として、モルディブ代表はFIFAワールドカップやAFCアジアカップの予選において、より規模の大きな国々と競い合ってきた。人口約51万人という小国ながら、サッカーへの情熱は国民に深く根付いており、代表チームはその情熱を体現する存在として国民に親しまれている。
その競技力は国内リーグのプロ化と育成年代への投資によって着実に向上しつつあり、アジア大陸における存在感を高めることが現在の目標とされている。海面上昇による国土消滅という深刻な課題に直面するモルディブにとって、サッカーは島々を越えて国民を一つにつなぐ、数少ない共通の誇りとなっている。
