モザンビーク代表は、アフリカ南東部に位置するモザンビークの国を代表するサッカーチームである。首都マプトはモザンビークのサッカー文化の中心地であり、国内最大の近代都市として多くのクラブを擁してきた。代表チームはモザンビーク・サッカー連盟の管轄のもと、CAF(アフリカサッカー連盟)主催のアフリカ・カップ・オブ・ネーションズ予選などの大陸間競技に参加している。
モザンビークにおけるサッカーの歴史は、ポルトガル植民地時代にまで遡る。当時、ポルトガル人入植者と地元コミュニティの間でサッカーが広まり、CDコスタ・ド・ソル、クルービ・フェロヴィアリオ・デ・マプト、CDマシャケネといったマプトのクラブが国内サッカーの礎を築いた。これらのクラブは地元選手の育成においても重要な役割を果たしてきた。
モザンビークのサッカーを語るうえで欠かせない存在が、エウゼビオである。当時ポルトガル領であったロウレンソ・マルケス(現マプト)出身の彼は、国際舞台ではポルトガル代表として活躍したが、その出自はモザンビーク国民にとって大きな誇りであり、この国が生み出せる才能の象徴とされている。
代表チームは主要な大陸大会への継続的な出場という点では困難に直面してきたが、サッカーは依然として国内最も人気のあるスポーツであり、南部のマプトから北部のナンプーラまで、多様な地域のファンを結びつけている。現在もユース育成や国内リーグの整備を進めながら、大陸舞台でのさらなる飛躍を目指している。
