ニューカレドニア代表は、南太平洋に位置するフランスの特別共同体ニューカレドニアを代表するナショナルチームで、愛称は現地固有の鳥カグーにちなんだ「レ・カグー(Les Cagous)」。ニューカレドニア・サッカー連盟の設立は1928年にさかのぼるが、長年にわたってフランス・サッカー連盟との制度的な結びつきが障壁となり、フル代表としての国際試合への参加は限られていた。その状況が一変したのは2004年のことで、FIFA・OFCへの正式加盟を果たし、FIFA206番目の加盟国として国際舞台への扉を開いた。
正式加盟以前から、チームはオセアニア地域で確固たる実力を示してきた。OFCネーションズカップでは1973年と1980年の第1回・第2回大会でそれぞれ3位を獲得。加盟後もその勢いは続き、2008年・2012年大会では連続して準優勝を飾った。特に2012年大会では準決勝でニュージーランドを2–0で退けるなど印象的な戦いを見せ、2014年FIFAワールドカップのプレーオフ出場権も獲得した。パシフィックゲームズでも金メダル7回を誇り、地域最強クラスのチームとしての地位を築いている。
チームのアイデンティティを語るうえで欠かせないのが、同じフランス系太平洋の島タヒチとの伝統的なライバル関係だ。1953年以来60試合以上にわたって両者は激突を繰り返しており、その接戦ぶりはニューカレドニア・フットボールの歴史そのものを象徴している。
2020年代に入っても代表チームはOFC予選を中心に活動を継続しており、2026年FIFAワールドカップに向けた大陸間プレーオフにも出場した。現在のキットサプライヤーは2025年よりマクロンが務めている。
