オマーン・クラブは、オマーンの首都マスカットを本拠地とするプロサッカークラブとして歩みを重ねてきた。アラビア語で「赤き者たち」を意味する「アル・アフマル」という愛称でも知られており、クラブカラーと首都における存在感がクラブのアイデンティティを形成している。
リーグ戦における最大の輝きは1990年代中盤に訪れた。1995–96シーズンにオマーン・リーグで準優勝を果たすと、翌1996–97シーズンには念願のリーグ優勝を達成。カップ戦ではスルタン・カブース・カップを1979年と1994年の2度制しており、とりわけ1994年の優勝はクラブが国際舞台でも存在感を示していた時期と重なる。
国際大会での最大の成果は1993–94年のアジアクラブ選手権だ。この大会でオマーン・クラブは決勝まで勝ち進み、準優勝という歴史的な結果を残した。これはクラブの国際大会における最高成績として今日まで記録に残っている。翌1995年にはローバーズ・カップを制し、国際タイトルもクラブの実績に加わった。その後、1998–99年のアジアクラブ選手権にも出場したが、初戦で敗退している。
ホームスタジアムはマスカットに位置するスルタン・カブース・スポーツ・コンプレックスで、ロイヤル・オマーン・ポリス・スタジアムもホームグラウンドとして認められている。クラブはサッカー以外にもホッケー、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、バドミントン、スカッシュ、チェスなど多岐にわたる競技部門を擁する総合スポーツクラブでもある。現在はオマーン・サッカー協会の1部リーグに所属している。

