サウジアラビア代表は「グリーン・ファルコンズ(緑の鷹)」の愛称で知られ、アジアを代表するサッカー大国のひとつとして長い歴史を誇る。サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)が統括し、アジアサッカー連盟(AFC)に所属している。
サウジアラビアがアジアの頂点に立ったのは1984年、1988年、1996年のAFCアジアカップで、3度の優勝を達成した。特に1980年代から1990年代にかけての時期は黄金期と呼ばれ、アジア大陸において圧倒的な存在感を示した。
1990年代はFIFAワールドカップへの連続出場も果たした。1994年アメリカ大会では決勝トーナメントに進出し、サウジアラビアのサッカーを世界に印象づけた。その後1998年フランス大会、2002年日韓大会にも連続出場し、アジアの強豪としての地位を確立した。2000年代から2010年代にかけてはやや停滞の時期が続いたものの、2018年ロシア大会、2022年カタール大会と再びワールドカップの舞台に戻ってきた。
2022年カタール大会では、グループステージで最終的に優勝したアルゼンチンを2対1で破る歴史的な番狂わせを演じ、世界中のサッカーファンを驚かせた。近年はサウジ・プロフェッショナルリーグに世界的なビッグネームが多数加入し、国内リーグの水準が急速に向上。2034年FIFAワールドカップの開催国としても内定しており、サウジアラビアサッカーはいま、新たな飛躍の時代を迎えている。

