スリランカ代表の歴史は、1939年にセイロンフットボール協会が設立されたことに始まる。1952年にFIFA、1954年にAFCに加盟し、コロンボのスガタダサスタジアムをホームとして活動してきた。1972年に国名が「セイロン」から「スリランカ」に改称されたことに伴い、チーム名も変更された。
チーム史上最大の栄光は1995年のSAARC ゴールドカップ制覇で、決勝でインドを1–0で下して優勝。これはスリランカが手にした唯一の主要国際タイトルである。同年の南アジア競技大会でも銅メダルを獲得しており、1990年代半ばはチームの黄金期と言える。さかのぼると、1970年のサザン・ペンタンギュラー・トーナメントで無敗優勝を果たしたことも、初期の重要な功績として残っている。
2006年のFIFAワールドカップ・アジア2次予選進出と同年のAFCチャレンジカップ準優勝は、国際舞台での存在感を示した時期だった。しかし2018年ワールドカップ予選ではブータンに連敗して敗退するなど、成績の浮き沈みは大きい。2015年のSAFF選手権準決勝進出は近年の明るいニュースとなった。
2024年9月には、2027年AFC アジアカップ予選プレーオフでカンボジアをPK戦の末に下し、第3ラウンドへの進出を決めた。海外にルーツを持つ選手の積極的な招集がチーム強化の方針となっており、クラウディオ・カマークネヒトらの活躍が決勝進出の鍵となった。クリケットが圧倒的な人気を誇る国内スポーツ文化の中で、サッカー代表はその地位向上を目指して歩み続けている。
