セントクリストファー・ネイビス代表は、セントクリストファー・ネイビス・フットボール・アソシエーションが統括するナショナルチームで、1938年8月18日にグレナダ戦で初めて公式の試合に臨んだ。カリブ海に浮かぶ小さな島国ながら、CONCACAFのカリブ海サッカー連合(CFU)に加盟し、長年にわたって地域の舞台で戦い続けてきた。チームの愛称「ザ・シュガー・ボーイズ(Sugar Boyz)」は、セントクリストファー島の砂糖産業に由来しており、国民的なアイデンティティとも結びついている。
チーム史上最も輝かしい時代は1990年代に訪れた。1993年カリブカップでは初めて地域トーナメントへ出場し、準決勝まで進出。1997年のカリブカップでは決勝に駒を進め、トリニダード・トバゴに敗れて準優勝に終わったものの、これがクラブ史上唯一の主要タイトルにおける最高到達点となっている。
ワールドカップ予選には1998年大会から参加し、2014年大会の予選では第2ラウンドのグループで7ポイントを獲得して3位に入るなど、着実な歩みを見せた。2016年10月にはFIFAランキングで自国史上最高となる73位を記録している。また積極的な国際親善試合を通じてアンドラ、エストニア、アルメニア、ジョージアといったヨーロッパ勢とも対戦を重ねてきた。
現代における最大の節目は、2023年のCONCACAFゴールドカップへ初出場を果たしたことである。これはセントクリストファー・ネイビスのサッカー史における最高の達成であり、カリブ海の小国として着実に存在感を高めてきたことを示している。
