トルコ代表は、ユーラシアにまたがる国家を代表するサッカーチームであり、トルコサッカー連盟(TFF)のもとUEFAの国際大会に出場する。国内リーグはスュペル・リグを頂点とし、フェネルバフチェやガラタサライをはじめとするイスタンブールの強豪クラブが競い合う高水準の環境が、代表チームの選手層を支えている。
トルコ代表史上最高の成果は、2002年FIFAワールドカップにおける3位入賞である。アジア・太平洋での開催となったこの大会で、トルコは準決勝まで勝ち進み、3位決定戦でも勝利を収めた。この世代は技術と組織力を兼ね備えた選手が揃い、トルコサッカーが世界に存在感を示した時代として記憶されている。続く2008年UEFA欧州選手権でも準決勝に進出し、同国の黄金期を印象付けた。
その後は安定した予選突破を目指しながらも、決勝トーナメントでの苦戦が続いた時期もあった。しかし2020年代に入り、国内クラブの育成システムから新世代の選手が台頭しつつあり、代表チームへの期待も再び高まっている。
トルコ代表の個性は、熱狂的なサポーターの存在、国内リーグのライバル関係が生む選手層の厚さ、そしてイスタンブールを中心に根付いたフットボール文化によって形成されている。2002年の栄光の再現はまだ成し遂げられていないが、欧州の強豪とも渡り合える実力を持つチームとして、国際舞台に確固たる地位を保っている。

