フロリアン・ヴィルツは2003年5月3日、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州プルハイム生まれ。2010年に1.FCケルンの下部組織に加入し、2020年1月にバイエル・レヴァークーゼンへ移籍した。同年5月にブンデスリーガデビューを果たし、17歳15日でのデビューはクラブ史上最年少記録だった。同年6月にはバイエルン・ミュンヘン戦でプロ初ゴールを記録し、当時のブンデスリーガ最年少得点記録を更新した。
2022年3月に前十字靭帯断裂という大きなけがを経験したが、見事に復帰。2023–24シーズンはリヴァプールへの加入前最後のシーズンとして、ブンデスリーガ史上初の全勝優勝に大きく貢献し、公式戦47試合で18ゴール20アシストをマーク。ブンデスリーガ年間最優秀選手賞に選出された。また、DFBポカールも制し、クラブ史上初のリーグとカップの国内二冠達成に貢献した。
テクニカルな能力と的確なポジショニングを持つアタッキングミッドフィールダーで、インサイドハーフやインバーテッドウインガーとしてもプレーできる。2025年6月、プレミアリーグのリヴァプールにクラブ史上最高額となる移籍金で加入し、新たなステージに挑んでいる。
ドイツ代表としては2021年9月に初出場。UEFA EURO 2024では開幕戦のスコットランド戦で大会初ゴールを記録し、準々決勝スペイン戦では土壇場の同点ゴールを決めた。U-21代表としても2021年UEFA U-21欧州選手権の優勝メンバーに名を連ねている。


