ハキム・ジエシュは1993年3月19日、オランダのフローフォラント州ドロンテンにモロッコ人の両親のもとに生まれた。14歳でSCヘーレンフェーンのアカデミーに加入し、2012年4月に同クラブとプロ契約を締結。同年8月のヨーロッパリーグ予選(ラピード・ブカレスト戦)で公式戦デビューを果たした。
2014年にはトゥウェンテへ約350万ユーロで移籍し、背番号10を着用。2014–15シーズンはエールディヴィジで11ゴール15アシストを記録した。2016年にはアヤックスへ約1,100万ユーロで加入。2018–19シーズンは全コンペティションで21ゴール24アシストという数字を残し、アヤックスのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝進出に大きく貢献した。この活躍によりチャンピオンズリーグの最優秀ミッドフィールダー3名に選出され、英紙ガーディアン誌の世界トップ100選手では29位にランクインした。
右ウィングおよび攻撃的ミッドフィールダーとして、高い技術力、ドリブル、長距離パス、セットプレーの精度を持ち味とする選手であり、アヤックスのサポーターからは「魔法使い(The Wizard)」と呼ばれた。
2020–21シーズンにチェルシーへ加入し、現在はモロッコのボトラ・プロに所属するウィダッド・カサブランカでプレーしている。
モロッコ代表としては2018年・2022年のFIFAワールドカップ、2019年・2023年のアフリカネーションズカップに出場。2015年以降、代表活動で得た報酬はすべて慈善団体などに寄付している。
