ルロイ・サネは1996年1月11日、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州エッセンで生まれた。シャルケ04のユースで育ち、2014年にブンデスリーガデビュー。2016年夏、約3700万ポンドでマンチェスター・シティへ移籍し、ペップ・グアルディオラの下で国際的な知名度を急速に高めた。
マンチェスター・シティでは3シーズンにわたってプレミアリーグ屈指の爆発力あるサイドアタッカーとして君臨し、2018年・2019年のプレミアリーグ連覇に貢献。しかし2019年コミュニティ・シールドでのリバプール戦で重篤な膝の負傷を負い、同シーズンを棒に振った。2020年夏、バイエルン・ミュンヘンが約4500万ユーロで獲得した。
バイエルンでは複数のブンデスリーガとDFBポカール制覇に貢献し、2020-21シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ決勝にも進出。高い個人能力と安定感への疑問が交差するパフォーマンスで、ドイツサッカー界では評価の分かれる選手像として語られてきた。2025年夏、フリーでガラタサライへ移籍。新たな挑戦と継続的な出場機会を求めての決断だった。
ドイツ代表には2015年デビュー。2017年コンフェデレーションズカップ優勝の中心を担い、2018年W杯では物議を醸したスカッド外の話題でも知られ、UEFA欧州選手権2020にも出場。2024年のホスト国欧州選手権にも名を連ね、2026年W杯に向けてもドイツ代表の攻撃的な選択肢の一人として存在感を保っている。
身長183センチの左利きウインガー。爆発的な加速力、精巧なボールコントロール、右サイドから内側への切り込みという一連のプレーはヨーロッパの同世代サイドアタッカーとして最上位に位置する。スピードと技術の組み合わせは若き日のアリエン・ロッベン、あるいはロッベンのサイド逆版として語られることが多い。
