マリク・マザーシルは2003年10月23日、イングランドのロンドンで生まれた。キャリアのスタートはレイトン・オリエントのアカデミーで、2020年夏にチェルシーへスカラーとして加入した。チェルシーではU-18チームへの定着に苦しみ、ダービー・カウンティへの育成ローンも経験したが、アブダビでの親善試合においてアストン・ヴィラ戦にベンチから出場し、トップチームの雰囲気を味わった。
キャリアが本格的に動き出したのは、2023年9月にリーグ・ワンのピーターバラ・ユナイテッドへ完全移籍してからだ。在籍中にEFLトロフィーを2023–24シーズン、2024–25シーズンと連続で制し、後者のシーズンにはクラブのヤング・プレイヤー・オブ・ザ・シーズンにも選ばれた。これらの実績がリーグ・ワンにおける注目株としての地位を確立した。
ディフェンスラインの背後に鋭く抜け出す推進力と決定力を持つアタッカーで、2025年7月にはストックポート・カウンティへクラブ史上最高移籍金となる3年契約で加入。新天地でも攻撃の核としての役割が期待されている。
両親を通じてジャマイカにルーツを持ち、英国とジャマイカの二重国籍を保有。ジャマイカ代表として国際舞台にも進出しており、2025年のCONCACAFゴールドカップに向けた60人の予備登録メンバーにも名を連ねた。
