セレッソ大阪の歴史は1957年、大阪・尼崎を拠点としたヤンマーディーゼルのサッカー部創設に始まる。1965年には日本サッカーリーグ(JSL)の創設メンバー「オリジナル8」の一員として名を連ね、1960〜70年代にかけてJSLで4度の優勝を果たすなど、当時の日本を代表するクラブとして活躍した。
1993年のプロリーグ発足に合わせ、クラブは1994年に「セレッソ大阪」として再出発する。チーム名はスペイン語で「桜」を意味するCerezoに由来し、大阪の市花である桜をシンボルとした。ピンクをメインカラーに据えたユニフォームはその象徴だ。同年、旧JFLを制覇してJ1昇格を果たし、1995年からJ1の舞台に立つ。2000年・2005年シーズンにはいずれも年間2位となりタイトルに肉薄したが、惜しくも頂点には届かなかった。
転機となったのは2017年シーズンだ。YBCルヴァンカップと天皇杯の二冠を達成し、セレッソとしての歴史上初めての主要国内タイトルを獲得。翌2018年2月には富士フイルムスーパーカップも制し、クラブとしての地位を確立した。また一貫した育成路線も大きな特色で、香川真司や南野拓実など世界へ羽ばたいた選手を数多く輩出してきた。
ガンバ大阪との「大阪ダービー」はクラブの存在感を象徴する一戦であり、ファンにとって特別な意味を持つ。2017年以降はJ1に定着し、育成と競争力のバランスを保ちながら日本サッカー界における確固たる地位を維持している。

