コロラド・ラピッズは1995年に創設され、アメリカ西部のコロラド州デンバー都市圏を本拠地とするプロサッカークラブである。メジャーリーグサッカー(MLS)の創設10クラブのひとつとして、リーグ発足初年度の1996年シーズンから参戦している。
クラブの初年度は最下位に終わるなど苦しいスタートとなったが、翌1997年には早くもMLSカップ決勝へと駒を進めた。決勝ではD.C.ユナイテッドに2対1で敗れたものの、創設間もないクラブの潜在力を印象付けた。1999年にはUSオープンカップの決勝にも進出し、将来への期待を高めた。
クラブ史上最大の栄誉は2010年のMLSカップ制覇である。決勝でFCダラスを2対1で下し、創設以来初となるメジャータイトルを獲得。堅守速攻を体現したチームは、この優勝によりCONCACAFチャンピオンズリーグへの出場権も手にした。なお、2007年には日本人選手の木村光佑がMLSプレイヤーとして初めて入団したことでも知られ、日本との縁も深い。
2007年のシーズン途中からは、コマースシティに建設されたサッカー専用スタジアム「ディックス・スポーティング・グッズ・パーク」をホームとして使用している。クラブはクロンキー・スポーツ&エンターテインメントの傘下にあり、NFLやNBAなど複数のデンバー地域の有力フランチャイズと同じオーナーシップのもとで運営されている。ウェスタン・カンファレンスの地域ライバルとの争いを続けながら、現在も再びタイトル争いへの返り咲きを目指している。

