イタリア代表は、その鮮やかな青いユニフォームから「アッズーリ(Azzurri)」の愛称で世界中に知られる、国際サッカー史上最も輝かしい歴史を持つ代表チームのひとつです。イタリアサッカー連盟(FIGC)は1898年に設立され、代表チームは1910年に初の公式国際試合を行いました。サッカーとイタリアの結びつきはさらに古く、少なくとも15世紀のルネサンス期フィレンツェをはじめとする都市の広場で行われていた「カルチョ」と呼ばれる競技が、現代サッカーの原型のひとつとして広く認められています。
アッズーリの世界大会における実績は傑出しています。FIFAワールドカップでは1934年、1938年、1982年、2006年の計4度の優勝を誇り、歴代最多優勝国のひとつです。1934年と1938年の2連覇はヴィットリオ・ポッツォ監督のもとで達成され、彼はワールドカップを2度制した唯一の監督として歴史に名を刻んでいます。1982年スペイン大会ではパオロ・ロッシの活躍、2006年ドイツ大会では堅固な守備を軸にした戦いで頂点に立ち、それぞれ異なるスタイルで世界を制しました。
UEFAヨーロッパ選手権では、1968年の自国開催大会と2020年大会(2021年開催)で優勝。後者はロベルト・マンチーニ監督のもと、攻撃的なサッカーで制したものとして広く称えられています。
ドイツやアルゼンチンとの伝統的なライバル関係が国際舞台でのイタリアのアイデンティティを形成してきた一方、世界屈指のクラブリーグであるセリエAが代表チームに豊かな人材を送り続けています。

