シアトル・サウンダーズFCは、2007年11月13日に設立され、2009年にメジャーリーグサッカー(MLS)の第15チームとして参入した。ホームタウンはワシントン州シアトルで、ホームゲームはルーメン・フィールドで行われる。クラブの名称は1974年に北米サッカーリーグ(NASL)でプレーしたオリジナルのサウンダーズに由来しており、MLS参入後に発表された新ロゴには「1974」の文字が刻まれるなど、長年にわたるシアトルのサッカーの歴史を大切にしている。
サウンダーズはMLS参入初年度から高い競争力を発揮し、2009年のシーズンでいきなりU.S.オープンカップを制覇。続く2010年、2011年にも連続して同タイトルを獲得し、3連覇という偉業を達成した。2014年にはサポーターズ・シールドと4度目のオープンカップを手にし、クラブとしての地位をさらに高めた。国内最高峰のタイトルであるMLSカップは2016年と2019年の2度制覇。特に2016年のトロントFC戦はPK戦にもつれ込む激闘となり、クラブ史に深く刻まれている。国際舞台でも2022年にCONCACAFチャンピオンズリーグで優勝し、MLS史上初の同タイトル獲得クラブとなった。
2025年にはリーグスカップも制し、現在も北米サッカーの最前線で存在感を示している。クラブのアイデンティティを語る上で欠かせないのが、ポートランド・ティンバーズおよびバンクーバー・ホワイトキャップスFCとの「カスカディア・ライバルリー」だ。太平洋岸北西部の3クラブがカスカディアカップをかけて争うこの構図は、サウンダーズのサポーター文化と一体となり、クラブの個性を形成している。

