スパルタ・ロッテルダムは1888年4月1日、オランダ南西部の港湾都市ロッテルダムで創設された。オランダ最古のプロサッカークラブであり、当初はクリケットとサッカーを兼ねたクラブとしてロッテルダムの学生たちによって設立された。1890年代には国内サッカーの普及に中心的な役割を果たし、クロスバーとネット付きゴールの導入やヘディングの普及など、オランダサッカーの発展に多くの革新をもたらした。また、1899年にイングランドのサンダーランドを視察した際にインスピレーションを受け、赤と白のストライプに黒いパンツという現在まで続くトラディショナルなユニフォームスタイルを採用した。
クラブ最初の黄金期は20世紀初頭に訪れ、イングランド人コーチ、エドガー・チャドウィックの指導のもと、1909年、1911年、1912年、1913年、1915年と立て続けに国内チャンピオンに輝いた。さらに1959年に6度目のリーグタイトルを獲得し、KNVBカップも1958年、1962年、1966年の3回制覇している。創設から2002-03シーズンまで100年以上にわたってトップリーグに在籍し続けたという事実は、クラブの誇りとアイデンティティの核心をなしている。
スパルタはエクセルシオール、フェイエノールトとともにロッテルダムを本拠とする3クラブのひとつであり、3者間の対戦はロッテルダム・ダービーと呼ばれ、地元で特別な意味を持つ。ホームスタジアムは1916年から使用されているヘット・カステール(城の意)で、ロッテルダム西部のスパンゲン地区に位置する。現在はエールディヴィジに参戦し、オランダサッカー史上最も歴史あるクラブのひとつとして存在感を示し続けている。

