スポルティング・クルベ・デ・ポルトガル(スポルティングCP)は1906年7月1日、リスボンで創設された。ベンフィカ(1904年)、FCポルト(1893年)と並ぶポルトガル「三大クラブ」のうち最も新しい設立である。緑と白の縞シャツとライオンのクラブ紋章はクラブのアイデンティティの中心。2003年に同名スタジアムの跡地に建設された現本拠地エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラデ(収容50,095人)でプレーしている。
スポルティングの歴史的業績は時代を跨ぐ。プリメイラ・リーガ19度の優勝のうち、近年は2020-21、2023-24シーズンとルベン・アモリム監督下で2度の優勝を達成。1963-64年のUEFAカップウィナーズカップ制覇は、ベンフィカのチャンピオンズカップ連覇に先んじて、ポルトガルのクラブとして史上初の欧州タイトル獲得という快挙であった。タッサ・デ・ポルトゥガル17度の優勝はFCポルトと並ぶ2位タイ(ベンフィカの26度に次ぐ)。
マデイラ島出身のスーパースターの名を冠した「アカデミア・クリスティアーノ・ロナウド」は、ヨーロッパ屈指のユースアカデミーとして名高い。クリスティアーノ・ロナウド、ルイス・フィーゴ(1995年バロンドール受賞者)、パウロ・フットレ、ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド・キャプテン)、ジョアン・マリオ、リカルド・クアレスマ、リカルド・エズガイオらすべてアカデミー出身。アカデミー所属の伝説的フォワード、フェルナンド・ペイロテオがクラブ最多得点記録331得点(1937-49年)を保持している。ベンフィカとの「リスボン・ダービー」、FCポルトとの対戦は、ポルトガル三大クラブの階層構造におけるスポルティングのアイデンティティを定義する戦いである。

