スタッド・レンヌ・フットボール・クルブは、1901年3月10日にフランス北西部ブルターニュ地方の中心都市レンヌで、地元の学生たちによって創設された。フランスプロサッカーリーグ創設時のメンバークラブのひとつであり、リーグ・アンに通算50シーズン以上在籍するなど、フランスサッカー界に長い歴史を刻んできた。
クラブ最大のタイトルはクープ・ドゥ・フランス3回の優勝(1965年、1971年、2019年)。とりわけ2019年の優勝は劇的で、パリ・サンジェルマンを相手に一度は2点のビハインドを背負いながら、PK戦6-5で逆転制覇。実に48年ぶりの戴冠を果たした。その翌2019-20シーズンにはリーグ・アンで3位という自クラブ史上最高位を記録し、クラブ初となるUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ出場権も獲得した。
クラブのアイデンティティを語る上で欠かせないのが、2000年に開設されたアンリ・ゲランのユース育成センターである。2010年にはフランスサッカー連盟からフランス最優秀アカデミーとして公式に認定されており、ウスマン・デンベレ、エドゥアルド・カマヴィンガ、デジレ・ドゥエ、シルヴァン・ヴィルトールらの逸材を輩出。ヨーロッパ屈指の育成クラブとして高い評価を得ている。
ホームスタジアムは収容人員29,778人のロアゾン・パーク。1912年からこの地を本拠としており、クラブカラーは創設以来変わらず赤・黒・白である。同じブルターニュのクラブであるFCナントとのダービー・ブルトンは、地域を代表する伝統の一戦。1998年からはフランスの実業家フランソワ・ピノーの持株会社アルテミスがクラブを所有している。

