横浜F・マリノスのルーツは1972年に創設された日産自動車サッカー部に遡る。1992年、Jリーグ発足を控え「横浜マリノス」へ改称。1999年には経営難に陥った横浜フリューゲルスと合併し、合併クラブへの敬意を込めて「F」を加えた「横浜F・マリノス」となった。本拠地は日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で、収容人数72,327人は日本最大規模。
クラブのタイトル獲得歴は、Jリーグでも屈指のものである。J1優勝5回(1995, 2003, 2004, 2019, 2022)は鹿島アントラーズ、川崎フロンターレに次ぐ最上位グループ。岡田武史監督下の2003-04年連覇では、キャプテン中村俊輔を中心とした堅守速攻のチームが躍動した。2019年のタイトルはアンジェ・ポステコグルー監督のもとで達成され、その後同監督はセルティック、トッテナムへとステップアップ。ポゼッションサッカーの戦術革命はJリーグの戦術潮流にも大きな影響を与えた。
横浜F・マリノスは、マンチェスター・シティを擁するシティ・フットボール・グループ(CFG)の傘下にも入っており、選手・指導者の交流が活発に行われている。天皇杯7回、富士フイルム スーパーカップ4回も獲得。中村俊輔(日本サッカー史上屈指のテクニシャン)、酒井直樹、松井大輔ら多くの日本代表選手を輩出してきた。隣接する川崎フロンターレとの「神奈川ダービー」が地域ライバルの象徴となっている。

