アーサー・オコンクウォは2001年9月9日、ロンドンのカムデンでナイジェリア系イギリス人の家庭に生まれた。8歳でアーセナルのアカデミーに加入し、長年にわたってユース組織の中で腕を磨いてきた。2021年7月にクラブとシニア契約を結び、同年のプレシーズンマッチでトップチームデビューを果たした。
アーセナルでの出場機会を求め、複数のローン移籍を経験した。2022–23シーズンにはリーグ2のクルー・アレクサンドラへ期限付き移籍し、26試合に出場して10度のクリーンシートを記録。その後、オーストリアのシュトゥルム・グラーツへ渡り、オーストリアカップ決勝でSKラピード・ウィーンを2–0で破る優勝に貢献した。
最も安定したパフォーマンスを見せたのはレクサムでの2シーズンだ。最初のシーズン(2023–24)は全大会合計40試合に出場し16クリーンシートを記録。EFLリーグ2のシーズンベストイレブンにも選ばれた。翌シーズンにはリーグ1月間ファン投票MVP(2025年3月)を受賞するなど、クラブの2部相当リーグへの昇格に貢献した。
ピーター・チェフとダビド・デヘアを手本に挙げる、冷静で大胆なセービングを持ち味とするゴールキーパーだ。2024年6月にアーセナルとの契約満了後、レクサムと3年契約を結び、現在はチャンピオンシップでの正守護神を務めている。国際舞台ではかつてイングランドのユース代表として出場していたが、その後ナイジェリア代表への転向を選択し、2026年4月にFIFAが正式に承認した。
