マヌエル・ペーター・ノイアーは1986年3月27日にドイツ・ゲルゼンキルヒェンで生まれ、シャルケ04の育成組織で育った。20歳の2006年にブンデスリーガデビューを飾り、シャルケのキャプテンを務めたのち、2011年にバイエルン・ミュンヘンへ移籍した。
バイエルンでは加入当初こそファンの反発もあったが、すぐに黄金期の中心となり、クラブ記録となるブンデスリーガ13度、DFBポカール5度、UEFAチャンピオンズリーグ2度(2013年、2020年、いずれも三冠の中で)を制覇。複数の国内およびヨーロッパカップも手にしている。ブンデスリーガの無失点試合数(224)と最速100試合無失点記録の保持者で、欧州最優秀GKに史上最多の5度選出されている。
ドイツ代表通算124キャップを記録し、2017年から2023年までキャプテンを務めた。2014年ブラジル・ワールドカップで優勝、同大会のゴールデングラブ(最優秀GK)も獲得。EURO2024を経て2024年8月に代表引退を表明した。
身長193センチで、現代型「スイーパーキーパー」の事実上の発明者と評される。エリート級の反射神経、ペナルティーエリアの支配力、ボールコントロール、リスクを取る配球を合わせて、GKに求められる役割そのものを根底から変えた。39歳の2025-26シーズンにはバイエルン史上最年長のCL出場者となり、同業者やサッカー界全体から「サッカー史上最高のGKの一人」と評価されている。
