ネマニャ・マティッチは1988年8月1日、セルビアのシャバツ生まれ。幼少期からサッカーを始め、コルバラでシニアキャリアをスタートさせたのち、2007年にスロバキアのコシツェへ移籍した。その活躍が認められ、2009年にチェルシーへ約150万ポンドで加入した。最初のチェルシー時代は出場機会が限られ、フィテッセへのローンを経て、2011年にダヴィド・ルイスのトレードの一環としてベンフィカへ移った。
ベンフィカではジョルジェ・ジェズスの指導のもとで守備的ミッドフィールダーへと転身し、2012–13シーズンにはプリメイラ・リーガの最優秀選手賞を受賞した。2014年1月にチェルシーへ2100万ポンドで復帰すると、プレミアリーグ優勝2回に貢献し、2014–15シーズンにはPFAチーム・オブ・ザ・イヤーにも選出された。2017年7月、かつての指揮官ジョゼ・モウリーニョのもとへ再び集いマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。2018年3月のクリスタル・パレス戦で決めたハーフボレーはクラブのゴール・オブ・ザ・シーズンに選ばれた。2022年以降はローマ、レンヌ、リヨンと渡り歩いた。
左足を主体とする守備的ミッドフィールダーで、高い戦術眼とフィジカルの強さで最終ラインを守り、チームに安定感をもたらすタイプの選手だ。
リヨンとの契約を2025年8月に合意解除した後、同月中にセリエAに昇格したばかりのサッスオーロと2026年までの契約を結んだ。
セルビア代表としては2008年12月にデビューし、通算48キャップ2得点を記録。2018年FIFAワールドカップにも出場し、2020年に代表引退を表明した。


