イゴール・リチノフスキー・オソリオは1994年3月7日、チリ・ペニャフロールで生まれた。ウニベルシダ・デ・チレで育ち、長身、アグレッシブさ、保持時の自信を兼ね備えた同国屈指のセンターバック有望株と早くから見られていた。若い頃にはチリの有望なユース世代の一員となり、ポルトへの欧州移籍も果たした。
欧州ではポルトやスポルティング・ヒホンなどで過ごしたが、シニア選手として最も安定した立場を築いたのはメキシコだった。ネカクサ、クルス・アスル、ティグレス、さらにアメリカでプレーし、激しいデュエル、熱量のある観客、南米的技術と北米的スピードを併せ持つ攻撃者がいるリーガMXのリズムに慣れていった。
2026年時点ではトルコのファティ・カラギュムリュクへ移籍しており、複数リーグへの適応で形作られたキャリアにさらに一つの環境が加わった。競争力とフィジカル要求の高い場所でプレーを続け、チリ、ポルトガル、スペイン、メキシコ、トルコを経験した、代表候補内でも屈指の国際経験を持つDFである。
チリ代表には2010年代にデビューし、途切れない先発ではなく、時期ごとに代表へ戻る形で関わってきた。2026年サイクルでも守備陣の候補に入り、特に国外でプレッシャーを経験したセンターバックを監督が求める時に名前が挙がった。
リチノフスキーは身長約186センチの右利きセンターバックで、空中戦に強く、ボールを持って前へ出ることにも抵抗がない。純粋なボックス守備者というより、より機動力のあるニコラス・オタメンディに近い。攻撃的で自信があり、時にリスクも取るが、センターバックに前向きな守備を求めるチームでは価値が高い。
