ニコラス・オタメンディは1988年2月12日、アルゼンチン・ブエノスアイレスで生まれた。ベレス・サルスフィエルドのユースを経てシニアデビュー後、2010年にポルトガルのポルトへ移籍。プリメイラ・リーガで最も支配力のあるディフェンダーの一人として確立し、複数回のリーグ優勝を経験した。
2014年夏、アトレティコ・マドリードが約1500万ユーロで獲得し、スペイン1部でもっともフィジカルで威圧感のあるセンターバックの一人としての地位を確立。2015年夏、マンチェスター・シティが約3200万ポンドでプレミアリーグへ。ペップ・グアルディオラの下で6シーズンにわたってシニアディフェンシブリーダーを務め、プレミアリーグ優勝2回、国内カップ複数回を経験した。
2021年夏、約1500万ユーロでベンフィカへ。ポルトガルのクラブで欧州コンペティションにおける支配的な存在として再浮上。複数回のポルトガルリーグ優勝、ベンフィカのチャンピオンズリーグ旋風の中核を担い、33歳で欧州最高水準で競争力を維持していることを証明した。
アルゼンチン代表には2009年デビュー。アルゼンチン史上最多キャップのディフェンダーの一人で、2010年・2014年・2018年W杯に出場。そして決定的な節目として、アルゼンチン28年ぶりの国際タイトルとなった2021年コパ・アメリカ制覇と、2022年カタールW杯優勝のメンバーとなった。カタールでは34歳ながら若いクリスティアン・ロメロと並んで信頼できる守備オプションであり続けた。
身長183センチの右利きセンターバック。フィジカルの攻撃性、ヘディング、最後の砦としての守備、そして競争的な猛々しさが時代を代表するアルゼンチン型ディフェンダーとしての地位を築いた。アトレティコ・マドリードの戦闘的なDNAとグアルディオラのシティが要求する技術水準を兼備し、より直接的にフィジカルなアルゼンチン守備の伝統の体現者として、キャリアを通じて評価されてきた。

