テボホ・モコエナは1997年1月24日、フリーステート州ベツレヘムで生まれた。ハーモニー・スポーツ・アカデミーからスーパーSportユナイテッドの育成ルートへ進み、広いパスレンジ、セットプレーのキック、中央MFとしての成熟度で早くから目立った。
スーパーSportではPSL屈指のミッドフィールダーへ成長し、国内タイトルや大陸大会を経験した。低い位置からテンポを作る力と強烈なミドルシュートは、南アフリカ最大級のクラブであるマメロディ・サンダウンズが求める資質で、2022年に移籍が実現した。
サンダウンズでは国内を支配するチームの一員としてリーグタイトルを重ね、CAFチャンピオンズリーグの大舞台にも継続して出場。2026年時点ではクラブ中盤の基準点であり、より機動力のある選手と組みながらリズムを整え、セットプレーを供給している。
南アフリカ代表ではウーゴ・ブロース体制の主力となり、2023年AFCONでの3位躍進の中心にいた。ラウンド16のモロッコ戦では鮮烈な直接FKを決め、2026年W杯予選でも中盤の核としてプレー。大会サイクル中に50キャップへ到達した。
身長は約176センチの右利きセントラルMF。パスレンジ、遠距離シュート、戦術的なバランス感覚が持ち味で、南アフリカの文脈ではより力強いディーン・ファーマンを思わせる。セットプレーの脅威とテンポ管理は、軽量版のグラニト・ジャカにも近い。
