セネガル代表は、1960年4月4日のフランスからの独立を経て、国際サッカーの舞台に登場した。チームの本拠地は西アフリカ最西端に位置する首都ダカールで、セネガルサッカー連盟(Fédération Sénégalaise de Football)のもと、CAF(アフリカサッカー連盟)主催の大会やFIFAワールドカップ予選に参加している。
セネガル代表史上最も輝かしい出来事のひとつは、2002年の日韓ワールドカップへの初出場だ。グループステージでは前回優勝国のフランスを破り、最終的にベスト8進出を果たした。エル・ハジ・ジュフやサリフ・ジャオらを擁したこの世代は、セネガルをアフリカサッカーの強豪として世界に印象づけた。
アフリカネイションズカップ(AFCON)では長年にわたって決勝の壁に阻まれてきたが、2021年大会(2022年1〜2月にカメルーンで開催)でついに初優勝を達成。決勝でエジプトをPK戦の末に破り、大陸制覇の悲願を叶えた。この快挙の中心にいたのが、リヴァプールで活躍するフォワードのサディオ・マネであり、彼は現代セネガルサッカーを象徴する存在となっている。また、2022年カタールW杯でもグループステージを突破するなど、近年は安定した強さを見せている。
セネガルのサッカー文化は、国内の多様な民族コミュニティとヨーロッパ各国に広がるディアスポラを背景に育まれており、身体能力の高さと組織力を兼ね備えたチームスタイルがアフリカ屈指の代表チームとしての地位を支えている。

