カイオ・エンリケ・オリヴェイラ・シルヴァは1997年7月31日、ブラジル・サンパウロ州サントスで生まれた。サントスのユースを経て2017年にアトレティコ・マドリードへ移籍したが、スペインの名門でトップ出場の機会はなく、パラナ、フルミネンセ、グレミオへのレンタルでキャリアを積んだ。
2020年夏、モナコが約800万ユーロで完全移籍として獲得。これがキャリアを一変させた。リーグ・アンでの5シーズンで、毎シーズン2桁アシストを安定して記録するなど同リーグでもっとも攻撃的な左サイドバックの一人として地位を確立し、モナコのUEFAチャンピオンズリーグ復帰にも貢献した。
主力不在時にはモナコのキャプテンを任される機会も多く、相手チーム監督から「リーグ・アンで最も対応しづらい左サイドバックの一人」として頻繁に名指しされる存在。左足のクロス精度と積極的な攻め上がりはモナコの攻撃の中核を担う武器である。
ブラジル代表には2021年デビューし、U-23代表として東京2020オリンピック金メダルを獲得。2024年コパ・アメリカ、2026年W杯予選の代表選出が続いており、レナン・ロディやウェンデルのバックアップとして起用されている。
身長178センチの左利きサイドバック。セットプレーの精度、攻め上がりのスピード、攻撃センスを兼備し、リーグ・アンの典型的な攻撃的左サイドバック像を体現する。スタイル面ではモナコ時代のレヴィン・クルザワ、よりアスレチックなフィリペ・ルイスと比較される。


