川辺駿は1995年9月8日、広島県生まれ。サンフレッチェ広島の下部組織で育ち、10代でJ1デビューを果たした。2013年のJ1リーグ優勝、複数のスーパーカップ優勝に貢献。2015年にジュビロ磐田へ期限付き移籍を経験して広島に戻ると、得点感覚も兼ね備えたボックス・トゥ・ボックス型のMFへと成長した。
2021年夏、スイスのグラスホッパー・クラブ・チューリッヒへ広島からの期限付き移籍で欧州挑戦を開始。2022年1月にプレミアリーグのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズが60万ユーロで完全買取するも、すぐにグラスホッパーズへ再期限付き移籍に。ウルヴスでのファーストチーム定着には至らず、2023年夏にベルギーのスタンダール・リエージュへ150万ユーロで移籍。2023-24シーズンはプロ・リーグ36試合7得点とMFとして圧巻の内容を残した。
2024年8月にサンフレッチェ広島へ復帰。広島の中盤の中心としてプレーし、AFCチャンピオンズリーグ・エリートへの復帰に貢献した。2025年シーズンはJ1リーグ37試合3得点2アシスト、ACLエリート9試合に出場、スーパーカップ優勝も達成した。日本代表では2025年EAFF東アジアE-1選手権優勝も経験している。
ゴールを決められる中盤、ボールを運べる、プレスをかけられる、後方から飛び出せる ─ 同世代のJ1選手の中でも特に過小評価されている1人で、2026年ワールドカップに向けて代表メンバー候補として継続して名を挙げられる存在だ。


