イゴール・ジュリオ・ドス・サントス・デ・パウロは1998年2月7日、ブラジルのボン・スセッソで生まれた。ブラジルの育成年代を経て、リーフェリングとレッドブル・ザルツブルクのあるオーストリアへ渡った。この経路により、若いブラジル人センターバックとしては早い段階から欧州のプレッシング構造、ハイライン、戦術的な育成環境に触れることになった。
キャリア中盤ではヴォルフスベルガー、アウストリア・ウィーン、SPALを経て、フィオレンティーナでより広く知られるセリエAのDFとなった。フィレンツェでは左利きのセンターバックとして、スペースを守り中盤へパスを通す能力を伸ばし、欧州大会や国内カップ決勝へ進んだチームで重要な役割を果たした。
ブライトンでのイングランド経験を経て、ウェストハム・ユナイテッドが彼のプレミアリーグでの所属クラブとなった。東ロンドンでは、トップリーグと欧州での経験を持つ左CBとして使われる。価値はバランスにあり、広いゾーンを守り、左足の自然な配球角度を提供し、監督の構造に応じて4バックにも3バックにも対応できる。
ブラジル代表では、明確なシニア代表常連というより、選考側が追跡するレベルの選手と表現するのが妥当である。センターバックの競争は激しく、代表での実績は限定的だが、プレミアリーグで継続的に出場すれば候補圏には入り続ける。
身長約185センチの左利きDF。リカバリースピード、落ち着いたファーストパス、自陣ゴール前から離れた位置を守る機動力を持つ。プロフィールは、より攻撃性を抑えたガブリエウ・マガリャンイスに近い。デュエルに耐える強さがありつつ、左足でビルドアップを整える時に価値が出る選手である。


