ロドリゴ・デ・パウルは1994年5月24日、アルゼンチン・ブエノスアイレス州サランディで生まれた。ラシン・クラブのユースを経て2014年にスペインのバレンシアへ移籍したが機会に恵まれず、セリエAのウディネーゼへのレンタルを経て2016年に完全移籍。イタリア北東部でのシーズンを5年重ね、セリエAで最もダイナミックで創造的なミッドフィールダーの一人としての評価を確立した。
2021年夏、アトレティコ・マドリードが約3500万ユーロで獲得 — 当時を代表するアルゼンチン人中盤の移籍金水準となった。アトレティコではディエゴ・シメオネの中盤エンジンの中核として、プレス耐性、長距離パス、直線的な推進力、ボールを持った時のエネルギーを兼備し、ラ・リーガで最も影響力あるミッドフィールダーの一人となった。加入初年度の2020-21シーズンにラ・リーガ優勝を経験した。
その後のアトレティコでのシーズンは波のあるパフォーマンスが続き、歌手のティーニ・ストエッセルとの交際がアルゼンチンで大きな注目を集めた。2025年夏、MajorリーグサッカーのインテルMiamiへ移籍 — 親友かつ代表チームメイトのリオネル・メッシに続く形で米国へ。財政的にも大きなステップとなり、キャリアの新たな章が始まった。
アルゼンチン代表には2018年デビュー。代表で最も重要なミッドフィールダーの一人となり、リオネル・スカローニ監督から「チームのエンジン」と評された。2021年コパ・アメリカ優勝、2022年カタールW杯優勝いずれでも、彼のパフォーマンスが両タイトルの中核をなした。広大なエリアをカバーし、守備と攻撃の位相を繋ぎ、歴史的な結果に必要なミッドフィールドのダイナミズムを代表にもたらした。
身長182センチの右利きミッドフィールダー。エネルギー、技術的な質、プレッシング、そして中距離をボールを持って駆け上がる能力の組み合わせがプロフィールを定義する。守備・攻撃両局面で同等に機能できる能力という点で、よりフィジカルに存在感のあるクラウディオ・マルキジオと比較される。


